HeadStart〜鈴木崇ライブ
〜6/1:ベッシーホール

このライブをもって音楽活動を休止するという鈴木崇さんのライブ。
私にとっては最初で最後になるのでは、という
思いがありました。



台風崩れの低気圧の影響で天気はあいにくの雨。
まさに涙雨といった模様。
会場に到着したのが16:25。本当にギリギリでした。
だってダービーを見て、食べていない昼を
食べて…とハードスケジュール。(どこが?)
それでも会場ではまだ行列が続いておりました。



会場に入ってまず人がすごく多かったのと、
雨のせいかすごく蒸し暑い。
どうしようかなーと思っていたら、
ありましたよ。ドリンクコーナー。
早速バーボンを購入しました。(´-`)マテ




男女比は丁度5分5分といったところで
会場では何名かの有志が寄せ書きを
してました。私も参加。(´-`)図々しかったけど。





16:35。開演。
会場の左端から松葉杖をついた鈴木さん登場。
白×青のシャツ(傘模様)にミドルパンツというスタイルでした。
会場はギター4本という弾き語りライプでした。



「1曲目は何だと思う?」



1.防除慕情(未発売曲)



「今日は右往左往します。」
「今日は3時間くらいやりますけれどいいですか?」



2.Merry-go-round

3.夏のあしあと



「お皿も喜んでます!」



膝のケガの説明。
右ヒザに4箇所穴があいていてそれを例えると、
「金魚すくいで金魚をすくうやつ」
だそうです。
このケガのために4/21の新潟での
ライブが中止となったことのおわびをしていました。




今回のライブでは31曲やる、ということと、
ここぞというときに雨が降っているので傘柄のシャツを
着てきたのに…雨。



4.昨日は今日の物語

5.ルララ





膝のケガ話つづき。



「膝をケガしてからユニバーサルデザインとか
バリアフリーという言葉が気になりだした。
何処の手すりがこわいか気になったり。」





6.眠れない夜に…


「はじめてのワンマンライブで感慨深い。
ずっとベッシーホールでやりたかった。」



昨日の夜(5/31)は久々のライブ、ということで
眠れなかったそうです。


「道外から来た人?」ということで挙手。
関西から何人かと遠くは福岡県からいらした方も。



関西ライブの話。
「琵琶県滋賀市…」

おぃおぃそりゃ滋賀県のことだろっ、と
突っ込みが入りそうですが、流石。


「関西ライブと今日のライブでの
3日間での経済効果は凄い。
日本全国行けるから会える、という
理由で行っているから。」




その琵琶県(おぃ)でのライブ。
プラネタリウムがあって、そこにいる
星のお兄さん(とはいえ40過ぎ)が
面白い、というエピソードがあって
プラネタリウムで話をしていて
そのプラネタリウムに漢字で
「満天の星」と映し出したという話でした。
想像するだけでおもしろかったなぁ。。


プラネタリウムに関する思い出。
高校生のとき当時つきあっていた彼女と
デートに行ったことで、
「考える事は…」
↑想像できそうだ。。
それがなくなると暇つぶしのために
行ったりしていたそうですが、
ついつい寝ちゃうそうです。。丁度いい暗さだしね。。



7.星空のカフェ

この曲で間奏に口笛を吹くのですが
これが出ない。なので、

「♪口笛が出ないぃ〜」




「僕の曲にはラブソングが多いんですが、
それは…女の子が好きだからです。」




曲を作る時には
「妄想に基づいてます。妄想王、妄想族…」

途中から洒落に入っているぞ。




8.23



このときからようやく空調が入って
しのぎやすくなりました。


ヒザ骨折話つづき。

「ヒザの骨折った事のある人?」


…いませんでした。

「よっぽどバカだった!」

骨折の経緯。

朝10時半ころ道を歩いていたら、
信号が変わりそうだったのでチェーンを
飛び越えようとしたら引っかかって折れたそうで、
丁度きれいな女の人が通りかかっていたので
格好つけようとしていて、
「失敗した。」
この骨折までは骨折らしい骨折もしたことがなく、
まして入院もなかったそうで、
「骨折がこんなに痛いものだとは思わなかった。」
入院先の看護婦さんは「キレイだった。」そう。


初めての手術。
そのときの看護婦さんがたまたま鈴木さんのファンだったので
「Closet」のCDにサインをしたのだけれど
「恥ずかしかった。。」


「歩く事は凄い。」と骨折してからそう感じたそうで、
階段の昇降には手すりを使わなければならず、
2段飛ばしもできずラッシュアワーも怖かったとのこと。

ヒザにギプスをはめていたけれど
筋が弱くなってしまったそうで、現在も
リハビリをしていて完治までに1年かかるそうです。


9.雨上がりの空

このとき1時間が経過。

「ペース落ちてきた。」


「最近誕生日だった人?…それは僕です。」
といっていたのですが、その後お客さんにも聞くと
なんと!1名いました。
しかも鈴木さんと同じ5/12生まれ。
ステージに上げられてこの曲を。




10.Birthday Rhapsody(よしえさんVer)


「3分の1が終わったけれどウンザリしてる人?」
「今手を揚げた人がいたの?許さんぞ。」
←おぃ


お世話になったテレビ局の話。
テレビ・ラジオ両方に出演しており、
その中での「1×8行こうよ!」という番組では
曲も何曲か書いており、
「専属カス(なまって。歌手)」
アナウンサーと一緒に出ている大泉洋さんに特にはまっていて、
「そんじゃそこらの芸人さんとは違う。」



11.とまどい(1×8ミックスVer)

今までいろんな芸人さんと共演してきた話。
ガレッジセール、雨上がり決死隊、DON-DOKO-DONなどで
凄いメンバーとやってるんだな。。


1×8のつづき。
アナウンサーと大泉さんはあのまんまで、
「バスで隣りだったんだぞ。」
大泉さんが番組の企画でドラマの脚本を書くことになって
脚本書きに苦しんでいる時に電話がきて幾つかアドバイスなさったそうで、
結果、鈴木さんに似たキャラクターができたそうです。
(ちなみにそのときの作品は「山田家の人々」というバラエティードラマとなり、
山田太郎という役だった?それを演じたのは
大泉さんと同じ劇団のリーダーが演じておられました。。)




12.冬の口笛(未発表曲)

「また口笛が出ない…」
本当はクラシックギターでやりたかったけれど、
クラシックギターは高価で手が出せないので
ゴシックギターVerでした。



「…やっぱり座ろう。」
の一言で皆さん座りました。
とはいえ、オールスタンディングなので
地べたですがやむを得ない。



今回の休止の理由について。

生活するのに大変なのでしばし休む、ということ。
「応援してくれる人がいるからこそ休もうと思った。
ここで気づけた事がラッキーだと思っている。」




HP上で日記をつけていて今回のライブをするにあたって
もう一度読み直したそうで、デビューして4年間、
その中で印象に残っているのは
石川県金沢市でのテレビの仕事が終わって小松空港へ向かう時、
たまたま乗っていたタクシーの運転手のおじさんが、
「お客さんね、今日、僕、タクシーの運転の中であなたが最後の客なんだ。」
30年勤続されてきたそうで、そのときに
「何かしなきゃ!」と感じて
小松空港の御土産やさんでハンカチを
購入して運転手さんに渡したそう。
もし、自分がその運転手さんの立場なら
いい想い出になったのでは、と思ったそうです。


お客さんに対して歌をうたってきた中で感じたこと。
「僕の歌って皆さんの心に残っている?」



13.やるせない日々(未発売曲)


この時しばらく弾いていないギターを取り出し、
「暫く弾いてなかったからいい音が…」
そのギターにはプリクラが無数に貼られていたのですが、
実は20万円もするギターで、日本全国行脚路上ライブの時に
貼られてしまってからみんな貼っていってこんなになってしまったそうで
その時自分のCDを買い上げた為、
銀行の残高が87円だったそうです。


「必ず戻ってきます。でも変わらないと思いますが、
整形してたりして。。」



鈴木さんの曲を通してファン同士が出逢って結婚することになり、
「責任を感じる」とのこと。
それをきっかけに出来た曲。


14.幸せの絵(未発売曲)


今まで過酷なシチュエーションでやってきたけど、
「WEST21」(よみうりテレビ)という
音楽版「お笑いスター誕生」という番組談。
花見客に対して50枚CDを手売りしたり、
路上ライブでの投げ銭10万円だったり
冬の北海道キャンペーンなどいろいろやっていた模様です。


15.星ニ願イヲ

「デビューの頃は大型新人だったけど、
思い切り期待を裏切ってしまいました。」




16.ずっと待ってる



今まで大きなところでやったのは
函館のコンサドーレの開幕試合でコンサドールズと共演したイベント。


「トシちゃんになった気分だった…。」


その時に演奏したのがこれ。


17.僕の恋人


18.逆光



自分の作った曲の中で思い入れのある曲。
20万円のギターで作った曲で、この曲を
金山駅(路上ライブのメッカ)で演奏した時に
女性が涙を流したというエピソード。
でも嬉しかったそうです。


19.Closet


逆に今までの中で一番狭い所でのイベントは
青森のTV局で「Closetをクローゼットで歌ったこと」
「なんであんな狭いところでやんなくても…」


今までいろんな人とイベントで一緒になって
あるとき一青窈さんと森山直太朗さんと共演した時の事。


一青窈さんは実は慶応大学の出身で
鈴木さんとは先輩後輩となる模様。
一青さんが緊張しているのを見た鈴木さんは
「大丈夫。リラックスすれば。」
と先輩風を吹かせてアドバイスをなさったそう。
でも、その後「もらい泣き」がオリコンで1位を取って、
「お前ががんばれょ。」


20.愛してると言えなくても


次は森山さん。
「鈴木さんは北海道でこんなに応援してくれてる
人がいるなんて…」

と言った時にまたもや
「大丈夫。頑張れば。」と先輩風を吹かせてたら
「さくら」がオリコン1位。

「お前ががんばれょ。」


21.Life

22.さよならゲーム



この後、立っての演奏。
(プチアンコール?)


23.君を見つめて


「今日はパパンとママンが来ています。。」


会場騒然。
皆が探し始めると。

「探さない、探さない。」



?(゚-゚)

!もしかして。
そういやライブの中ごろにこんな事が…。

ライブのまん中頃に初老の男性が飲み物を購入しようとして
チケットの自動販売機前にきておりました。
でもそこは500円のチケットが2つあって
(どっちでも大丈夫ですが)、初めて見た人は絶対迷う仕組みと
なっているのです。
そこで初老の男性が迷っていた様子なので
「どちらでも買えますよ」
教えまして、その人はビールを購入されてました。



ま、まさか、あの人がパパンだったなんて。。
(゚ロ゚)びっくりだわょ。。




24.キャッチボール


「父も草葉の陰で喜んでいる…生きているって。」



25.RingSong

ここでラジオ番組の企画でお菓子職人を目指す女の子が
ケーキをもって登場。


「夢はどうだい?」

女の子:「…」

「だまってどーする!」

夢は大きく持とうぜぃ。。



26.月と太陽
27.梅雨入りの日(デビュー曲)



「有難う。皆さんは僕の誇りです。」


28.friend

29.はじめてのアコム〜はじめての鈴木くん




「日本一有名な歌を歌っている有名じゃない人。
いいじゃない。そういうカテゴリーで、と
思えるようになった。」



30.夕陽ヶ丘の夏

「長かったなぁ…。楽しい事は早いと言うけど、長かった。
苦しい事もあったって事かなぁ…。」


今まで苦労してきたのかな、と
しみじみ思ってきました。


31.心にメロディ


会場では一部の人が手をつないで歌っていました。

「生きているうちは音楽をやり続ける…。」


最後に花束を沢山もらって何度も声援に
答えながら最後には少し感極まっていた様子でした。



20:15終了。3時間半ほどでした。




全体的の感想としては
改めて鈴木さんはアコースティック音源の
方が向いているなと感じました。



「Closet」とか「僕の恋人」は特にそう感じたのです。
無理に肩に力が入ってるのかなーと
思っていたけれど、そんなに格好をつけることなく、
自然体が出せたとき、そのときはきっとうまくいくだろうなと
思いました。
大丈夫。きっと戻ってこられると。。






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