2002年の出来事を振り返る。



今年もいろいろありました。
そんな中で様々な活躍をしたり
されたりそんなものでございます。
それではカエデ目で振り返るこの1年。
どうぞご覧下さい。



〜今年活躍した人たち



◆吉岡 美穂


彼女は最初レースクイーンでデビューをして、
同じレースクイーン同士でトリオを組んだり
写真集なども出されているのですが、今年は
バラエティにCMにとかなり多く露出も高く、
今言う「癒し系」タレントの一人になりつつあります。


◆白石 美帆


彼女はサッカー番組のアシスタント中心の仕事を
していましたが、今年の4月に「ワンダフル!」
(現在は終了)のアシスタントになったのを皮切りに
現在では様々なバラエティ番組、CMに出るなど
活躍中です。でも、番組のメーンになると
一寸きつい気がします。


◆仲間 由紀恵


今まではお嬢様という印象どころしかありませんでしたが、
「ごくせん」での極道一家でありながら教師の役を
得てから演じるキャラクターにも幅が出てきて、
これからのドラマ、映画には欠かせない存在になるでしょう。
来年以降活躍は間違いないでしょう。




<〜来年以降活躍が期待できそうな人たち>


◆照 英


学生時代はやり投げの選手だったそうです。
デビューはモデルでしたが、「筋肉番付」の芸能人スペシャルで
高記録を出し、肉体派という印象をつけました。
最近ではCM出演、NHKの朝の連続ドラマ、水戸黄門で役者としても
活躍し、来年以降さらに活躍が期待される一人です。


◆はしの えみ


ここ1、2年でバラエティ番組でよく見かけますが、実は
デビューは高校生の時で芸歴は10数年と意外に長いです。
最近ではCMにも出演しております。バラエティには
欠かせない存在ですが、ドラマでも十分に大丈夫だと。





一方の社会面。
2002年は「もう辞めたんです。」大橋巨泉さんのこの
言葉から始まりました。



<起こった出来事。>



・ソルトレイクシティー五輪での審判誤審問題。
  (ショートトラック寺尾選手の失格。)
・ノーベル賞日本人ダブル受賞。田中耕一さんブーム。
・巨人が圧倒的強さでの日本一。
・芸能人の結婚ラッシュ(本上まなみ、佐藤B作、雨宮塔子など)
・後藤騎手初GT。



その中からピックアップした出来事について。





@政治不信。

今までずっと続いてきたのですが、今年に入ってかなり
これほどクローズアップされたといっていい年はないと
思います。
まずは、鈴木宗男被告関連。
事の発端は昨年からの田中真紀子さんとの政治バトル。
そこからアフガニスタン復興会議での特定NGOの不参加問題から
ごたごたが起きて、結局真紀子さんは大臣を更迭、宗男氏も
議院運営委員長の辞任で解決かと思われました。
しかし、その翌月。
共産党の佐々木議員のいわゆる「ムネオハウス」疑惑を口火に
様々な外務省疑惑などが浮上し、証人喚問等もあり、
6月には逮捕されました。でも依然本人は否認しているようですが。
次は政治資金疑惑。
上で取り上げられた田中真紀子さんをはじめ、宗男氏を追及した
辻元清美さん、秘書の事件での加藤紘一氏の辞任など政治とカネの
問題も浮上してきた今年です。
また、経済は打つ手なし、特殊法人の改革も抵抗勢力のせいで
骨抜きになっている現状、このようになったのはすべて
小泉純一郎のせいであり、実行力、リーダーシップ不足が
露呈されたと思います。だけども考えてみると、もし小泉内閣が
誕生していなければ政治のスキャンダルも浮上しなかったかと。
そして宗男氏の疑惑も表ざたになることもなかったでしょうし。
このことくらいでしょうか。いい点とすれば。



AW杯(ワールドカップ)

6月一杯、日本が、韓国が、そして世界中が熱狂したワールドカップ。
カメルーンフィーバーで有名になった大分の中津江村、イケメンブームで
イタリア選手や、トルコのアルハン、イギリスのベッカムの人気は
今でも続いております。フーリガン問題もありましたが実際は
殆どそんな問題は起こらずでした。
結果はブラジル優勝となりましたが、3位にトルコが入ったり
優勝候補のフランス、アルゼンチンが予選で敗れる波乱もありました。
その中で、今回共催した日本と韓国の結果は明らかに雲泥の差となりました。
日本は決勝リーグ1回戦敗退なのに対し、韓国はベスト4に残る結果でしたが、
これは両方の御国柄が出た結果と言ってもいいかと思います。
ある調査機関の調査報告で日本と韓国の人にアンケートを取った所、
日本人は中立で安定性を求めているのに対し、韓国人は前向きで
上昇志向があるとのことです。
確かに応援のしかたといえども、日本での応援といえば確かに
応援しているのですが、いまいちどうかなーとそんな印象に対し、
韓国での応援は地鳴りがするほどのものでしかも街頭でも
「テーハミンクッ!」
ホームでの応援も「Go-! 必勝コリア!」での大合唱。
あれは本当に凄いものがあるなぁと。国民全体で応援している
そんな印象を抱かせるものでした。
あとはサッカー人気をここで終わらせない為にも
選手皆さんはじめチームも考えて頂きたいと。



B拉致問題。

これはもう他の問題が吹っ飛ぶくらいです。
今年を象徴してもいい問題です。
8月下旬に北朝鮮との会談をする、というニュースを
耳にしたとき、かなりびっくりしました。
その会談後に拉致被害者が日本に帰国するという一報も
衝撃が走るほどでした。
何とか帰国した後、一時は洗脳されたのではなどという
危惧もあったみたいですが、現在は一致団結して
日本で子供を待つ、という方針となりましたが、
ここにいたるまでにやれ、一旦戻せとかやれ残せだとかの
政府の方針が二転三転するなど紆余曲折あって、
結局は残すということで一致することになったようです。
だけど、方針は一定しないと拉致被害者がまた
一度決めた方針を変更して帰る、と戻りかねない状況に
なりかねないので(どうやら大丈夫のようですが)、
様々な面をサポートしつつ、政府は粘り強く真摯に
交渉に当たって、全面解決への努力を強く望みます。





<まとめ>

政治不信や拉致問題などで報道番組の増加が目立ったり、
W杯でのベッカムブーム、W杯での日本選手の活躍でCM起用が
増えたりしています。
だけど思うんです。
ただ実直にいま流行しているからとそれに乗っかって
しまうのはどうかと。
長い目で見て、本当に自分にとって重要なものを
見極める。そういうことが一番大切ではないだろうかと。
これは是非、来年に向けて考えて欲しいなと。






読み物もくじ。

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