2001年の出来事を振り返る。



いわゆる「10大ニュース」つれづれ節バージョンです。
一般的なことも多いだろうけれども、カエデなりにコメントを書いてみました。

でも、その前に。
今年ブレイクした人々。


◆竹内結子さん



まずはこの人でしょう。
昨年のNHKの朝の連続ドラマ「あすか」の主人公として世に名前が出るきっかけになったのです。
朝ドラの主人公はいわゆる女優としての登竜門(「ほんまもん」の池脇千鶴は別として。←リハウスガール)
となっていて過去には紺野美沙子さん、古村比呂さん(布施博夫人)、
清水美砂さんなどがいらっしゃる非常に重要なポジションと化している朝の連ドラ。
久々の大ブレイク、といわんばかりに民放のドラマ、CMに引っ張りダコと
なっているのは言わずもかな。


◆平良とみさん



この方も沖縄の劇団で活躍されており、映画「ナビィの恋」で世に出るのですが、
朝の連続ドラマ「ちゅらさん」で有名になりました。
恐らく主役の国仲涼子さんを食ってしまったではないだろうかと。(人気などで)


◆筧 利夫さん



劇団「新★感線」(和泉元彌さんの妻になられる羽野晶紀もかつていた)を経て
鴻上尚史さん主催の劇団に入り、そこで活躍されてから、昨年くらいにTVのバラエティ
などでちょくちょく出演されていたのがドラマ「ルーキー!」で準主役級の役をやってから
人気が急上昇。だけど、おもしろいことをいかにも狙って言っているのがちょっと…。




閑話休題。そろそろ本題へ戻ります。
今度こそ、「2001年を振り返る。」
印象に残ったものをいくつか。





◎Viva、メジャーリーグ★

今年は世間様にとってイチローで始まり、イチローで終わる。そんなメジャーリーグ。
確かに1年目で新人最多安打、新人賞、オールスター出場とあれだけ活躍すりゃな、
と少しおなか一杯気味の私。
だってあっちでやれヒット、それホームランとくどいくらいに見れば、ね。
他にも長谷川(前エンゼルス)、吉井(エクスポズ)や、ノーヒットノーランの野茂(ドジャース)などいるんだから。
でもなんといっても新庄(ジャイアンツ)でしょう。メジャー最低年俸から始まり、それから見たらかなりの大活躍、
彼こそ真のメジャーリーガーではなかろうかと思います。でも、いきなり契約更新したすぐに移籍したのには
ビックリしましたが。
来年は小桧山がメッツに決定など楽しくなりそうですね。
ちなみにヤクルトの石井一もメジャーでプレーしそうですし、どうなることやら。
のんびり高見やぐらなどできなくなっているのは日本球界。どうなることやら。


◎芸能界・業界のヤク汚染。

口火を切ったのはいしだ壱成の大麻逮捕、それからカルーセル麻紀の逮捕と
ショッキングな出来事が続きました。
だけど一番驚いたのはJRAの調教師でかつてスター騎手であった田原元調教師の
覚せい剤所持&使用容疑での逮捕です。
これは、現役の調教師の不祥事で、それ以前には馬の耳に発信機を取り付けて、
そのときは馬の安全のためとの言い分でまぁ、
仕方ないと思っていたのですが、覚せい剤での逮捕の一報ですごくショックを受けました。
確かに騎手時代はすごく派手で言動なんかもいろいろ話題をかもし出していたけれど、
調教師になって、やはり幾分行動も制限されていてがまんできない部分もあったのかも知れないけれども、
やってはいけないこと、取り返しのつかないことをやってしまったのは事実。
それを裏付けるように調教師免許は剥奪されて、競馬界の復帰はなくなったのですから。
1日も早く更正されることを願っております。



◎マーシー問題。

これは、もうどうしようもないのひとこと。
さかのぼること去年、スカート盗撮疑惑で謹慎生活を送っていて、6月に復帰をして反省の色も
見せていたのですが、12月に風呂場をのぞいていたということで逮捕、そして覚せい剤が発見されて
覚せい剤使用でも結果、再逮捕になったという経緯。
いろいろ調べているうちに、覚せい剤使用は数年前からで禁断症状もあらわれていたようです。
また、学園祭のトークショーでも「自分は盗撮されて言われるのになんでマスコミが写すのは言われないの??」と
なんとも反省の色も見せていないような発言も。
もう芸能界復帰も社会復帰も難しい、かな。



◎凶悪殺人事件相次ぐ。

思い起こせば今年は残虐な殺人事件が多かった。
4月にはレッサーパンダ帽子の男が通りすがりの女子短大生を刃物で切りつけて殺した事件、
子供の虐待も多かった。
とりわけ、兵庫のゴミ袋に遺体を入れて放りなげた事件はひどい、の一言。
だってなつかないからって施設のほうがいい、と
言っただけで虐待して殺す、そりゃないでしょうあんた。
つい最近では東京の向島のつきまとい殺人事件。警察に何度も訴えたけれども、
結果は訴えの声も届かず、痛ましい結果となってしまった。
いくらストーカー法律に限界があるとはいえ、桶川のストーカー事件と同様の悲惨な結果と
なったことは警察は本当に懲りていない、反省していない、やはり縦割りなのかなとも。
一番印象に残っているのが大阪の池田小の児童無差別殺人事件。
いきなり乗り込んできて刃物を振り回して何もしていない子供を数名殺した、という結果。
すべての事件において共通して言えることは被害者は弱者であり、加害者は精神的に弱い部分をもつ
短絡的な人物像が多かったのではと思います。



と挙げてきましたが、やはりこの2つにかなう出来事はないでしょう。
それでは。


1.同時多発テロおよびアフガン問題

9月11日。夜、テレビを見ていたら突然、NYの貿易センタービルに突っ込む飛行機が1機。


事故?


そう思いました。
でも、それは事故ではなく事件への序章になるとは…。

その後、もう1機の飛行機がビルに突っ込み、その光景はとても言葉では言い表すことのできない
地獄絵巻のごときでした。
結果、「テロ撲滅」を掲げてブッシュ大統領がアフガニスタンに空爆を加え、更に北部同盟の協力もあり、
結果、タリバン政権は崩壊し、新しい政権が樹立されることとなったのですが、
テロ撲滅とはいかず、首謀者といわれるウサマ・ビンラディン氏はいまだ行方知れず、と
解決は来年になるかどうか、ということらしいですが。
だけれどもこの事件を通じて感じたことは、日本って本当に向こう岸の火事、
といいますか、あまりにも平和ボケしすぎている、それにつきる。
改めて、もっと周りのことに関して危機意識をもつべきだと思います。



2.小泉内閣誕生。

えひめ丸事件での対応の不備で退陣した森前首相のあとをうけて4月下旬に誕生した
小泉内閣ですが、まー、こんなにいろんなことがあっていいのだろうかというほどでした。
まずは、所信表明演説での「タウンミーティング実施&メールマガジン発行」。
今迄の内閣ではまずないだろう、とのことでタウンミーティングは盛況、メールマガジンも200万部突破と社会現象に。
支持率ものきなみ80%越えとこうなれば勢いは止まらないとばかりに小泉首相グッズもポスターも飛ぶように売れ、
参議院選の応援演説には大勢の人が集まり、選挙も自民党の圧勝ということナス。
また、首相の発言も注目となり、「抵抗勢力」、「聖域なき構造改革」「米百俵」は流行語大賞を獲得しました。
なかでも、名言となったのは貴乃花が怪我を押して優勝した時の、
「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」
でしょう。
ですが実際問題、本編の構造改革は多少の進歩はあったとはいえ、
まだまだ「抵抗勢力」に押され気味で玉虫色が多いのは事実。
失業者も370万人で5.5%(11月現在)の最悪を更新していてこれからの構造改革の進行具合によっては
どうなるのかわからない日本。いっそうの思い切った構造改革に期待。
また、「ワイドショー内閣」とも呼ばれ、塩川財務大臣は塩爺の愛称で歯に衣着せぬ言動で話題を呼んでいました。
田中真紀子外務大臣は外務官僚との対立が物議をかもし出してましたが、外務省の体質がくされているのも現実。
なんとかして立ち直って頂きたいものです。
ハンセン病訴訟の1件などもありましたが、なんといっても、「狂牛病」。ありえないといわれてきた事件がまさか日本でと
日本中が震撼させられた事件でしょう。
検査方法や、肉骨粉騒動などで物議を呼び、しまいには
「牛肉は安全ですよー」とパフォーマンスをやりだす始末。そしていくつかの問題発言も飛び出した、


そう、あんただよ、


武部のおっさん!
大臣なんだからもう少し大人になってくれよ、
他人に責任をなすりつけるのでなく、もう少し考えて物を言えよ!
ま、次の内閣改造では大臣職には残れないだろうけれど。
そんなこんなですが、来年も頑張ってくださいまし。>小泉首相。



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